新・ことば事情
6442「ボーイング777」
9月5日、羽田空港発の日本航空6便が、左のエンジンから火が噴き出して、引き返すというインシデントがありました。
その飛行機の「機材」は、
「ボーイング777」
でした。このニュースを報じた9月5日の夕刊各紙の表現は、以下の通り。
(読売)日本航空6便(ボーイング777型機)
(朝日)日本航空6便(ボーイング777型)
(毎日)日本航空(JAL)006便(ボーイング777)
(産経)日本航空6便ボーイング777
(日経)日本航空6便ボーイング777
ということで、まあ、大体同じなのですが、「ボーイング」の「型」を「数字だけ」で、
「777」
と表したのが、「毎日・産経・日経」。
「777型」
というのが、「朝日」。
「777型機」
というのが「読売」でした。毎日新聞がちょっと他に比べると独自のような感じですね。「006便」とか「日本航空(JAL)」とか。微妙な表記の違いが、各社あるようでした。