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『道浦TIME』

新・ことば事情

6415「射出」

北朝鮮のミサイル発射のニュースでよく出て来る言葉に、

「射出」

があります。あまり聞き慣れない言葉ですが、

「シャシュツ」

と読みます。

「射出角度」

などと使われますが、日常生活では、あまり目にしませんね。意味は、

「発射」

と、ほぼ同じですね。グーグル検索では(8月2日)、

「射出」=2200万件

も出て来ました。ネットの『デジタル大辞泉』によると、(1)の「発射」の意味以外にも、意味があるようです。

(1) 矢・弾丸などをうち出すこと。発射。

(2) 水などを、細い口から勢いよく噴き出させること。また、噴き出すこと。

(例)「型の中にプラスチックを射出する」

(3) 中央の一点から諸方向にまっすぐ出ること。放射。(例)「光線が射出する」

ということで、「ミサイル専用」の言葉だと思っていたので、

「あまり、こういう言葉が頻出しないほうが良いな」

と思っていたのですが、「ミサイル」以外にも「専門用語」として使われる言葉のようですね。

(2017、8、2)

2017年8月 5日 12:58 | コメント (0)