新・ことば事情
6410「半生」
<2013年11月13日に、メモを書きかけました。>
100歳の詩人「柴田トヨさん」の「半生」を描いた映画「くじけないで」の予告で、
「半生」
という言葉が出て来ました。「はんなま」ではありません、「はんせい」です。
しかしトヨさんは、今年(2013年)1月に、101歳で亡くなっています。この場合「半生」?「一生」?亡くなったら「人生」?生きてたら「半生」?
「一升」で「反省」ということはあるかもしれませんが。(冗談)
****************************************で、きょう(2017年7月27日)の「ミヤネ屋」で、30年前の1987年に、あのマイケル・ジャクソンと共に来日した、ペットのサルの
「バブルス君」
が、今はどうしているか?というのをパネルでご紹介しました。
実は今、バブルス君は、
「画家」
なのだそうで、彼の描いた絵は、
「8万円」
ぐらいで売れているというから、大したものです。そのバブルス君の「あれから今日まで」を示して、
「バブルス君 34年間の生涯」
というテロップが発注されていましたが、
「まだ、死んでいないので、『生涯』はおかしくないか?」
ということで、
「バブルス君 34年間の半生」
にしました。「人生」というのは、
「まだ死んでいないからダメ」
で、そもそも、バブルス君は、
「『サル』」だから『人』じゃないので『人生』じゃない」
ですよね。
「猿生」
なのかな?
「エンセイ観」
とか。それは、
「厭世観」
か・・・。