新・ことば事情
6395「おウナちゃん」
今年は「7月25日」が「土用の丑」の日。言わずと知れた、
「ウナギの蒲焼き」
を食べる日ですよねー!!すっかり「平賀源内さん」の"思うツボ"なんですけど。
ここ数年、高値だった「ウナギ」が、今年は安いみたいで、うれしいです!!
台湾からのウナギの輸入もピークを迎えているというニュースを、きょう見ました。
で、私はこの「ウナギの蒲焼き」のことを、親しみを込めて、
「おウナちゃん」
とか、
「おウナ」
と呼ぶのです。昔、読売テレビのアナウンス部の先輩はみんな、そう呼んでいました!
先日、久々の「ウナギの蒲焼き」が夕食のテーブルに上ったので、
「お!きょうは『おウナちゃん』かあ!」
と言うと、中1の娘が、
「何それ?ヘン!」
と言うではないですか!妻まで
「そんな言い方、しない」
と言い放つ始末。
皆さん、言いますよね?「おウナちゃん」!
グーグル検索では(7月20日)、
「おウナちゃん」 = 449件
「おうなちゃん」 =3750件
「おうな・ウナギ」=2690件
「おウナ・ウナギ」= 152件
「おうな・うなぎ」=5720件
「おウナ・うなぎ」= 300件
でした。その中の、「うなぎ百撰」というサイトの「2014年正月号」の「目次」に、
「あの人もおうな好き◎高島政伸」
とあるではないですか!
だとすると「おうな」は、もしかしたら
「江戸語」
なのか?読売テレビのアナウンス部で、よくこの言葉を使っていた先輩のT山さんは、
「江戸っ子」
だったからなあ。
なお、「うなぎ百撰」というサイトには、こんな注釈が小さな字で書かれていました。
「『うなぎ百撰』は、昭和59年、とことん、うなぎにこだわる食味文化誌として創刊されました。以来、全国の蒲焼専門店にて配布いただいております。」
「『うなぎ百撰』は、本屋さんにはありません。 北は北海道から南は鹿児島まで、全国の名代のうなぎ店(うなぎ百撰会会員店)に置いていただいています。おいしいうなぎを食べて『うなひゃく』をもらってください。うなぎ百撰会員店を要チェック! 定期購読も受け付けていますので、編集部までお問い合わせください。」
そ、そうだったのか!