新・ことば事情
6376「ハーフバースデー」
今年5月、中1の娘が、
「十三詣り」
というのに行きました。兵庫県の「十三(じゅうそう)」は関係ありません。京都の嵐山のお寺でやっている(?)そうで、お参りに行きました。あ、「ウィキペディア」から転載。
<旧暦の3月13日前後 (新暦の3月13日から5月13日)に、男女とも数え年13歳でおこなう祝いである。子供の多福・開運を祈り、小学校を卒業して中学校に入学する春に寺社に詣でる形式が一般的。特に京都嵯峨の虚空蔵法輪寺における虚空蔵菩薩への「十三参り」は有名>
そうそう、京都嵯峨の虚空蔵(こうくうぞう)法輪寺!行ってきました。
その前に、家族の記念写真を撮りに、写真スタジオに行きました。そこにあった「スタジオアリス」の広告に、
「ハーフバースデー」
というのがありました。「バースデー=誕生日」は、
「1年に1回」
ですが、生まれてすぐの赤ちゃんの成長を考えると、
「生まれて半年経った『月誕生日』(?)」
のことを言うんでしょうかね?
少子化の中で、しかも「写真」はみんな、ケータイやスマホでめちゃくちゃ綺麗に撮れる時代に、こういった写真仕事をやっていくためには、色んなイベントを考えなきゃいけないんだなあ・・・というふうに感じました。
グーグル検索では(7月12日)、
「ハーフバーデー」=76万2000件
もありました。よく読んでみると、「ハーフバースデー」は、もともと英米で行われていた風習で、
「学校の長期休暇中に誕生日を迎える子は、友達にお祝いされずにかわいそうなので、誕生日の6か月前や6か月後に、学校のみんなでお祝いをしようというもの」
だったそうです。えー!全然違うじゃん!でもまあ、日本でも最近は、
「夏休み中の8月生まれの人のお誕生会」
を「7月」か「9月」の人と一緒にやったりしますけどね、保育所とかでは。
そういったものが日本では、
「離乳食が始まる時期なので『離乳食ケーキ』を食べさせてあげたりもする」
ようです。赤ちゃんにとっては「ありがた迷惑」かも。絶対にそんなことしても、大きくなって覚えてないよね。それらは「親の我がまま」では?でも、
「お食い初め」
も同じか。また、お父さんお母さんにとっても、
「子育てを、半年間 頑張ってきたことへのねぎらい」
という意味で実施されることもあるそうなんですが、「子どもが生まれて半年」なんてまだ「ねぎらい」も何も、
「子育て・赤ちゃん育ての真っ只中」
ではないですか!そんな余裕、ありませんよ。あ、まだ「育児休暇中」だから、働き出すまでよりは余裕があるのかな?どうなのかなあ。やってもいいけど、やらなくてもいいかな。何事も、そうですけどね。