新・ことば事情
6368「住民と住人の使い分け」
九州の豪雨被害に遭われた皆様に、お見舞い申し上げます。
7月6日の「ミヤネ屋」で、九州の豪雨災害に関するニュースをお伝えした際に、被害に遭った地域の方へのインタビューのスーパーに、
「住人は」
と出ていました。しかし、これは、
「住民は」
に直しました。「住人」と「住民」の使い分けに関しては、
*「住人」=特定の建物に住んでいる人(火災・窃盗などの事件で出て来る)
*「住民」=その地域に住んでいる人。近所の人(自然災害など、地域の迷惑事件、事件があった家の近くに住んでいる人)。
のように考えています。
平成ことば事情1546「住民と住人」
平成ことば事情3616「住民と住人2」
平成ことば事情4881「住人と住民3」
平成ことば事情3980「地元住民も不安ですね」
平成ことば事情5795「近隣住民」
も、あわせてお読みください。