新・読書日記 2017_076
『われらマスコミ渡世人~こうして戦後を生きて来た』(五木寛之・田原総一朗、祥伝社新書:2017、6、10)
そんなに期待しないで買ったら、意外と良かった。勉強になった。特に仏教。日蓮と親鸞の死生観など。主に田原が聞き手で、五木がしゃべっている。なかなかうまく引き出しているというか、問わず語りの面もあるのではないか?
二人とも昭和ひとけた生まれ。(五木=昭和7年。田原=昭和9年生まれ)その世代が次々と鬼籍に入っているので、もう"最後の語り部"かもしれない。
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