新・読書日記 2017_058
『なぜメリル・ストリープはトランプに噛みつき、オリバー・ストーンは期待するのか~ハリウッドからアメリカが見える』(藤(とう)えりか、幻冬舎新書:2017、3、30)
この長い長いタイトル、「寿限無、寿限無・・・」のようなタイトルにつられて買った感じがしますね。タイトルの勝ち!
著者は朝日新聞の記者。そういえばツイッターで一時期、フォローしていたことを思い出しました。(先日、フォロー復活!相互フォローしてもらいました。)アメリカ支局の特派員経験もあって英語も堪能、アメリカの映画界にも詳しい。そういった視点から、今回のトランプ大統領の誕生前後の様子をアメリカ映画界はどう見たのか?ということを、直接のインタビューで示すことで紹介している。
直接「会って」のインタビューもあるが、結構「電話インタビュー」とか「テレビ電話インタビュー」もある。それはちゃんと書いてあるので「そういう時代になったんだなあ」と、改めて感慨が深い。
紹介されている33本の映画は、まだ見ていない映画も多いが、その中では『ニュースの真相』『ハドソン川の奇跡』『ジェイソン・ボーン』『ラ・ラ・ランド』『帰って来たヒットラー』『ヒトラーの忘れもの』は見た。やはり、見た映画に関しては、特に興味深かった。
他の映画も「見てみたいな」と思ったものが多かった。
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