新・ことば事情
6323「別日」
最近、よく耳にする言葉に、
「別日」
があります。「べつび」。会社でも聞きますし、きのうは、うちの大学生の息子が使っていました。これは、普通は(以前は)助詞の「の」を入れて、
「別の日」
と言っていたのではないでしょうか?
国語辞典を引いてみましたが、『精選版日本国語大辞典』『現代国語例解辞典』『明鏡国語辞典』『新明解国語辞典』『デジタル大辞泉』(以上、電子辞書)『三省堂国語辞典』には、「別日」は載っていませんでした。グーグル検索(5月8日)では、
「別日」=40万5000件
出て来て、その中のネットの辞書には、載っていました。(goo辞書&コトバンク)
*「別日(べつび)」=別の日。ほかの日。「挙式と披露宴は別日に行います」
(出典:デジタル大辞泉)
『デジタル大字泉』は「電子辞書」には載っていなくても「ネット辞書」には載っているんですね。それだけ「新しい言葉」ということでしょうか。
「ビジネス用語」のように感じます。