新・読書日記 2017_024
『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』(山中伸弥・羽生善治・是枝裕和・山際壽一・永田和宏、文春新書:2017、2、20)
山中伸弥(ノーベル賞受賞者)・羽生善治(将棋棋士・三冠)・是枝裕和(映画監督)・山際壽一(ゴリラ学者・京都大学総長)という当代随一の方々に講演をしていただいて、その後、この講座の主催者・永田和宏教授が、それぞれの方と対談をするという形で一冊に収められている。永田教授によると「すごい人たちも、みんなと同じように失敗をしたり、悩んだりしてきた」というお話を聞くことで身近に感じて、学生に"夢"を持ってもらおうという企画。その意味では多くの若者、高校生・大学生に読んでほしい一冊。
若者ではない"おじさん"が読んでも、勉強になった、やる気が出て来た一冊です。
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