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『道浦TIME』

新・読書日記 2017_023

『一握の砂・悲しき玩具』(石川啄木、新潮文庫:1952、5、15第1刷・1973、4、30第36刷)

ご存じ、石川啄木の詩集。

今月の20日に、所属する合唱団のコンサートで「啄木短歌集」を歌うので、「たしか、本棚にあったはず」と、ゴゾゴゾ取り出して来た一冊。中学生の時に買ったんだなあ。奥付には中学1年の時に作った「蔵書印」の朱肉が赤々と。

そして「ちゃんと読んだ証拠」に、短歌の上に鉛筆で薄く「○」が書いてあったのだ!

俺、中学生の時、こんなの読んでたのか。わかってたのかな?ちょっと疑問だが、その時に「○」を付けた歌と、今「いいな」と思った歌は、やはり違った。当然ですね。

20代で病を得てもがく気持ち、当然、大人になった今の方が分かる気がしました。


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(2017、2、22読了)

2017年3月 4日 12:33 | コメント (0)