新・読書日記 2017_016
『テレビ報道記者』(下川美奈、WAC:2016、11、30)
昨年末で、5年半にわたる「ミヤネ屋250」で、日本テレビ報道フロアからのニュースを読む仕事から「卒業」した、日本テレビ社会部デスク兼キャスターの下川美奈さんの本。結構、話題になっているみたい。
下川さんが昨年末の「ミヤネ屋」忘年会にも参加されていた時に「本、買って読みますね!感想もブログにUPするから!」と言ったので、さっそく「2017年」の1冊目として読みました。(感想を書くのが遅くなってしまいました。済みません)
著者略歴を見ると、私より11歳年下でなんと早稲田の政経の後輩ではないか!知らなかった。たしかに彼女、"バンカラな感じ"がします。早稲田っぽいかも。少なくとも"慶應っぽくない"ですね。
タイトル通り「テレビ報道記者」の仕事の内容が書かれているので、私達にとっては特に目新しい感じではないけれども、テレビの記者って、女性記者って、どんな仕事をどのような気持ちで働いているんだろう?という意味で読むと、興味深いかも。
ただ「ミヤネ屋」に関する記述では、111ページに「ミヤネ屋」が当初「関西ローカル放送」だったのが、
「二00七年三月から日本テレビが加わるなど全国ネット放送に発展した」
とあるのは間違いで、正しくは、
「二00八年三月から」
です。同じことに関して書いてある127ページには、
「二00八年三月には日本テレビなどでも放送が開始され」
と書かれていて、これは正しい。どちらも「注釈」部分なので、たぶん下川さんは書いていないのかもしれないけど、チェックをしっかりしないといけないですね。
ぜひ重版がかかった際には「修正」をお願いしますね。
「ミヤネ屋」、お疲れ様でした!
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