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『道浦TIME』

新・読書日記 2016_187

『戦争の社会学~はじめての軍事・戦争入門』(橋爪大三郎、光文社新書:2016、7、20)

「平和」を考えるためには、やはりその反対の「戦争」についても知らなくてはならないと思って読みました。「戦争論」と言えば「クラウゼヴィッツ」が有名ですが、その理論をわかりやすく説いてくれています。

また、「テロ」は「戦争」なのか?「戦争」でないとすれば、戦争だけが平和を脅かすものではないことになるし、「戦争」だとすれば、「これまでの戦争の概念」が、明らかに21世紀に入って変化してきている、その違いを知ることで防御策を考えられるのではないか?と思って読みました。近代の戦争は「兵器の進化」と切っても切れないものなのだなあと、改めて思いました。


star4

(2016、11、3読了)

2016年12月12日 15:25 | コメント (0)