新・読書日記 2016_155
『日本シリーズ全データ分析』(小野俊哉、ちくま新書:2009、10、10)
もう7年前の本だけど、エキスは勉強になると思って、今年の日本シリーズの最中に読みました。読み終わったら、日本シリーズが終わりました。
なぜか本棚に、読んでいない「ちくま新書」が並んでいて、それが全部「2009年」に出た物。なぜだろう?買ったけどまだ読んでいないのは。「タイトル」は面白いけど、中身は読みにくかったのか?
この本は、ことごとく「データ」で、日本シリーズの試合・チーム・選手を見ていくという「マネーボール」的な視点が面白い。
よく日本シリーズは「第2戦が大事」と言われるが、それは西武の「森祗晶監督」の場合で、それ以外の人では、実は「第4戦」を取ることが重要だとか、ホホウという内容も。
大変勉強になった。
ひとつ、誤植を見つけた。124ページに三原脩が「高知県の旧制高松中学の出身」とあるが、これは「香川県」ですよね。「高松」の「高」につられての間違いか?
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