新・読書日記 2016_137
『「ほぼほぼ」「いまいま」?!~クイズおかしな日本語』(野口恵子、光文社新書:2016、8、20)
かねて「おかしな日本語」に対して敏感なアンテナを張り巡らし、数年周期で「日本語」に対する本を出していらっしゃる野口恵子さん。前回(2013年)は『失礼な敬語』という本でした。(それも光文社新書)
今回は、「ほぼほぼ」「いまいま」というような「重ね言葉」です。たしかに気になる。「第1章」の「語彙・意味」の中で、これは出て来ます。そして「第2章」は「表記・文法」。送り仮名や「ら抜き言葉」や「れ足す言葉」。また「窓をあけてもらっていいですか?」というような表現。私がこの言い回しに違和感を持ったのは、もう10年以上前ですけどね。誰が言っていたかも覚えています。さらに「第3章」は「敬語」。
全体の印象としては、大体「その通り」なのですが、大きく捉えると「日本語は移り変わるのだから、これも変化の一形態なのでは?」という疑問も残るのですが。
まずは皆さん、これを読んで勉強しましょう!
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