新・ことば事情
6169「どストライク」
「平成ことば事情486どキレイ」の追記では「どストライク」について書いていましたが、見出しは立てていなかったので、改めて新情報も加えて。
まず、当時書いたのを再掲します。
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(追記3)
コマーシャルって「ど」が好きなんですね。「バンテリン」という筋肉痛緩和の薬のCMで、
「痛みにどストライク」
というのが出てきました。「どストライク」。
「ど真ん中のストライク」
ということなんでしょうね、きっと。
(2009、8、31)
(追記4)
万城目学の小説『プリンセス・トヨトミ』(文藝春秋:2009、3、1)を読んでいたら、
「顔面どストライクや」(131ページ)
という表現が出てきました。舞台は大阪ですが、「どストライク」。すごい言葉。「追記3」のバンテリンのコマーシャルは、ここから取ったのかな。
Google検索(9月16日)では、
「どストライク」=5万1500件
でした。結構あるな。
きょう、「鳩山新内閣」が発足しましたが、国民生活の要求に「どストライク」の政策遂行をお願いしたいものです。
(2009、9、16)
その後も「ど○○○」という言葉は、
*平成ことば事情4500「ドハマリ中」(2011、11)
*平成ことば事情4660「ドハンサム」(2012、3)
*平成ことば事情5444「ど生鮮」(2014、5)
で書いています。
そして、2016年10月5日から始まった日本テレビの水曜新ドラマ、
『地味にスゴイ!~校閲ガール・河野悦子』
で、主役の石原さとみさんが、
「超絶イケメン、どストライク!」
というセリフを話していました。