新・ことば事情
6162「『ごはん』と『お食事』」
9月に3週間、網膜剥離で入院していた時のことです。
6人部屋でした。
特にやることがないので、時間の流れがゆっくりしているのですが、楽しみと言えば、やはり「食事」ですね。食事は、看護師さんが配ってくれるのですが、入院して一週間ほど経った時に、その食事を患者さんに配る時に、
「○○さん、ごはんですよ」
という相手と、
「●●さん、お食事です」
と言う相手がいることに気付きました。無意識だろうとは思いますが、「意識下」で、相手への対応を「区別」しているように感じました。
「ごはんです」
では、ちょっと、ざっくばらんすぎて・・・・ねえ。
ちなみに私には、
「お食事です」
でした。ホッとしました。