新・読書日記 2016_133
『リオデジャネイロ歴史紀行』(内藤陽介、えにし書房:2016、8、5)
ちょうど「リオ五輪」のタイミングに合わせる格好で出版されました。(発売日が、リオ五輪の開幕日!)
著者の内藤さんから贈って頂きました。ありがとうございます。
いつもの本のように「切手と、その国の歴史・情報」にあふれているが、今回はやや「切手」の情報が少なく感じた。全190ページと少し薄いので、読みやすい。豊富なカラー写真は、内藤さんが実際に現地に行って撮って来たものや、歴史的にも貴重な絵葉書の写真など。目で見てわかるリオデジャネイロの今・昔。
マラソンで走っていたコースに出て来た教会(カンデラリア教会)は「ああ、これだったのか!」とか、リオを象徴する、あの変わった形の大きな岩山は「ポン・ジ・アスーカル(砂糖パン)」と言う(そういえば、昔、小学校の給食に出た"揚げパン"みたいな感じだ)とか、その「ポン・ジ・アスーカル」と、キリストが両手を広げた十字架の形で立っている山(コルコヴァードのキリスト像)との位置関係などもよくわかった。意外とリオデジャネイロって、こじんまりした都市なんだなあと思いました。
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