新・ことば事情
6145「修学院の読み方」
京都にある「修学院離宮」。この「修学院」の読み方は、
「しゅうがくいん」か?「しゅがくいん」か?
と、後輩の元アナウンサーで報道記者のI君が私に聞いてきました。
普通に読めば、
「しゅうがくいん」
ですが、昔、先輩アナウンサーに、
「これは『しゅがくいん』と読むのだ」
と教わった気がしますが、記録が残っていません。
「直線、電話して聞いたら?」
とアドバイスしましたが、もうその日は夜も遅くて、事務所も開いてないので、
「後日、電話します」
ということでした。
その話を半分忘れかけた頃、I君がやって来ました。
「この間の『修学院』の読み方ですけど、あの後、京都の宮内庁京都事務所に電話して聞いてみたんです。そしたら、『「しゅうがくいん」です』という答えでした」
と教えてくれました。ありがとう、I君。ということで、今後は、
「しゅうがくいん」
で行きます!