新・ことば事情
6142「台風7号は、なぜシチゴウと読まないか?」
「7」を「ナナ」と読むか、それとも「シチ」と読むかについては、両論あると思いますが、世の中は、
「『ナナ派』が大半を占める」
のではないでしょうか?
以前、将棋の「七冠」を「ナナカン」と読むか、「シチカン」と読むかに関しては、ことし7月30日に亡くなった、翻訳家でエッセイストでもあった柳瀬尚紀さんが書かれていました。
さて、天気情報を見ていてふと、思ったんですが、
「台風7号」
に関しては誰も、
「シチゴウ」
とは言いませんよね?100人が100人、
「ナナゴウ」
と言うのではないでしょうか?なんでだろう?
これって、「ナナ・シチ」論争のナゾを解くカギになりませんかね?