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『道浦TIME』

新・読書日記 2016_120

『一回半ひねりの働き方~反戦略的ビジネスのすすめ』(平川克美、角川新書:2016、2、10)

タイトルがおもしろそうだったのと、内田樹の幼なじみの著者・平川克美さんという人がどんな人なのか、ちょっと興味があったので、読んでみた。「2016読書日記099」で紹介した『僕たちの居場所論』(内田樹・平川克美・名越康文、角川新書)を読んだのも、この本を読むきっかけになった。「著者つながりの読書」ですね。

ビジネス論なので、特に前半は意味の分からない横文字・カタカナが氾濫する「いけすかない文章」が続いて、「なんだ、読んで損したな」と思ったのですが、途中から「フムフム、なるほど」と、うなずける内容に変わって来た。 

第7章「それは何に対して支払われたのか~評価とは何か」、第8章「攻略しないという方法~新しいビジネスの哲学として」などは勉強になったし、同意できるものであった。


star3

(2016、8、4読了)

2016年8月17日 21:04 | コメント (0)