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『道浦TIME』

新・ことば事情

6075「雨の降り方による表現」

4月に大地震があった熊本を始め、九州各地で豪雨が降っています。それを報道する際の「雨の降り方による表現」

ですが、実は気象庁によって「雨の量による表現」というのが決まっているのです。

気象庁「雨の強さと降り方」では、

「1時間雨量」によって、以下のように区分となっています。

10ミリ以上~20ミリ未満=「やや強い雨」

20ミリ以上~30ミリ未満=「強い雨」

30ミリ以上~50ミリ未満=「激しい雨」

50ミリ以上~80ミリ未満=「非常に激しい雨」

80ミリ以上~     =「猛烈な雨」

【参考サイト】

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html

今回、熊本では、

1時間に150ミリ」

という、

「一番激しい表現(80ミリ以上)のさらに倍」

に近い「もんのすごい量・とんでもない量の雨が降った」ということですね・・・。

今回は、6人の方が亡くなっています。お悔やみ申し上げると共に、引き続き警戒をしてください。

(2016、6、22)

2016年6月23日 12:19 | コメント (0)