新・読書日記 2016_053
『人生をおもしろくする 本物の教養』(出口治明、幻冬舎新書:2015、9、30第1刷・2015、10、30第6刷)
著者の出口治明さんは、日本生命を経て、現在はライフネット生命保険株隙会社の代表取締役会長兼CEO。
なぜ、この本を手に取ったかというと、両親に薦められたから。著者の亡くなったお父様が、実はうちの両親の恩師であり仲人なのだ。それを聞いて興味を持った。
その後、著者が1948年生まれだと奥付で知り、もしかして・・・と、私が所属する合唱団の幹事長で日本生命出身の先輩に、
「出口治明さんって、もしかして、知ってますか?」
と聞くと、
「日本生命の2年後輩で、よく知っている」
とのこと。世の中、狭いですねえ。
本書は「教養とは何か」から始まり、「知識は手段、教養が目的」と説く。そして「日本のリーダー層は勉強が足りない」と叱る。でも、もう年だから・・・と勉強を始めようとしない人には「『いまさらもう遅い』はサボるための言い訳」と手厳しい。とにかく「ポジティブ・シンキング」なバイタリティーあふれる人なんだなあと思った。
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