新・読書日記 2016_004
『マリアージュ~神の雫 最終章 第1・2巻』(亜樹直・作、オキモトシュウ・画、講談社:①2015、10、23 ②2016、1、22)
ワインを巡る漫画「神の雫」の連載が終って、単行本も全部出て「おしまいかな」と思っていたら、なんとタイトルが変わって新シリーズが始まっていた!たしかに「神の雫」では、偉大な父が残した「十二使徒」を巡る、主人公・雫と異母兄のワイン評論家・遠峰との闘いは「6対6の引き分け」に終わって、なんとなく、
「終わった感がない」
という声も聞いた。
今度は、「ワイン」のみの勝負ではなく、「ワインと料理との最良の取り合わせ」=「マリアージュ」を巡る勝負になっている。より難しく、また幅広くなっているが、その分、専門的になるので、読者の幅は狭く、深いほうに向かったのね。
でも、わたしゃ、読みますよ!ちなみに「マリアージュ」とはフランス語で、「結婚」という意味です。「相性」みたいなものかね。
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