新・読書日記 2015_177
『いつまでも若いと思うなよ』(橋本治、新潮新書:2015、10、20第1刷・2015、11、15第3刷)
なんか、たしか同じ新潮新書から数年前に出た、岡田某の『いつまでもデブと思うなよ』を連想させるタイトル。もしかしたら、編集者が同じで「2匹目のドジョウ」を狙ったか?橋本治の本は、時々、読んでいるが、1948年生まれのいわゆる「団塊の世代」で、東大の学園祭でのコピー「とめてくれるな、おっかさん、背中のイチョウが泣いている 男・東大どこへゆく」(だったかな。あえて確認せず。)は有名だが、今は、知らない人が多いんだろうな。
そんな橋本も、もう65歳を超えて「高齢者」となり、好むと好まざるにかかわらず、いろんなところにガタが来ていると。よく分かる気がします。私はひと回りほど若いけど、やはりガタが来ている感じは、よく分かります。程度は違うとは思いますが。「老い」はそうやって忍び寄るんですね。ま、そんな感じでした。
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