新・読書日記 2015_135
『未来のことは未来の私にまかせよう~31歳の胃がんになったニュースキャスター』(黒木奈々、文藝春秋:2015、3、30)
「ミヤネ屋」でも取り上げた、フリーアナウンサーの黒木奈々さんの自伝。闘病記。正直言って、彼女の存在を不勉強で知りませんでした。せっかく毎日放送に入り報道記者に配属されたのに、希望のアナウンサー職にはなれなかったので、たった1年で辞めて、フリーで「アナウンサー」の道を目指す。「信念」を持ってやりたい仕事に向かう、前向きな彼女。残念ながら黒木さんは病気が発覚してから1年余りで、この放送の前に亡くなってしまいました。32歳、余りにも若い、前途洋洋だったのに、可哀想すぎます。ちょうどそのころ、私とほぼ同い年の川島なおみさんが亡くなったのにも驚きました。川島さんも若くして亡くなったんだけど、その川島さんよりも20歳以上も若いというのは・・・・。
最近、芸能人などの「がん」の闘病の様子がよく報じられます。「がん」という病気が、早期発見できれば「死に至る病ではない」ようになってきたとはいえ、やはり大変な病気なのだなと改めて感じました。合掌。
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