新・読書日記 2015_125
『マグリット展図録』(京都市美術館:2015、7、11~10、12)
「ルーブル展」と同じ、京都市立美術館で同時に開催されているのが「マグリット展」。片方だけ観て帰るというのもなんだし、両方を一日で観ました。
マグリットの不思議な絵、そしてちょっとデザイン的な、写実的な絵は本当に魅力的。しかも、今回はかなりまとまった数の作品が展示されており、見ごたえ十分!ピカソが若い頃とその後で、絵の質が変容していったように、マグリットもまた、若い頃の作品は、あまり、私が知っているマグリットらしくない。その変容も知ることができ、マグリットの世界に浸ることができました。ちょっと「ダリ」に通じるような絵もあったし、「なるほど、この絵があって、その○年後に、この絵ができたのか!」というような発見もありました。お薦めです。
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