2015_115
『本当は戦争の歌だった 童謡の謎』(合田道人、祥伝社黄金文庫:2015、7、30)
この著者の「童謡」に関する本は、過去に読んだことがあるけど、今回は「童謡」でも「戦争」に関わる・まつわるものが数多くあるということを教えてくれる一冊。知っているものもあったが、「そうだったのか!」というものもあった。紹介されている曲は、
「ウミ」「かもめの水平さん」「我は海の子」「汽車ポッポ」「里の秋」「めんこい仔馬」「かあさんの歌」
そして、戦争に翻弄された童謡は、
「桃太郎」「青い目の人形」「ぞうさん」「冬の夜」「戦友」
さらに「本当は敵国の歌だった童謡」は、
「故郷の空」「蛍の光」「森の水車」
これは知ってた。さらに、「復興の力になった童謡」は、
「花の街」「惜別の唄」「さとうきび畑」「もずが枯木で」
というあたりは、また「そうだったのか」と勉強になりました。
「歌」の持つ力、これはやはりスゴイんだと再確認!