新・読書日記 2015_111
『じみへん(最終回)』(中崎タツヤ、小学館:2015、8、10)
創刊時から欠かさず読んできた週刊漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』。最近「興味を持って読める漫画が減ったなあ・・・1週間で読み切れないしなあ・・・年だなあ」と感じ、毎週購入することは、なくなっていた。たまたまほかに読むマンが無くて買ったら、なんと48人もの漫画家が、各自1コマずつ描いた「じみへん」へのオマージュが並んでいるではないですか!そう、この号が「じみへん」の最終回だったのです!たまたま買ったら、「最終回」に巡り合わせてしまったと。これも一つの「運命」ですよねえ・・・。連載は26年間、最終回は1251回だったそうです。中途半端な数字ですが、週刊誌で1251回ってスゴイの一言ですね。これも気負わずになんとなく続いてしまったということでしょうねえ。最終回の本編は、いつもと全く変わらない、気負わない内容でした。どんな話だったか、覚えてないぐらい・・・。
「じみへん」は、連載が始まった頃の最初の単行本を持っています。持っているはずです、また捜しておきますが。最終回が載った単行本、出たら買おうかなあ。
なお、「じみへん」とは「ジミー・ヘンドリックス」の略称・通称と同じ響きですが、音楽とはあまり関係なく、「地味」で「変」な漫画という意味だと思います。そう言えばこの間、中崎さんの本を買って読んだなあ。なんでも捨てちゃうっていう内容の・・・。(読書日記を捜してください・・・あ、あった。「2015読書日記088『もたない男』(中崎タツヤ、新潮文庫:2015、6、1)」でした。)
中崎さん、長い間の連載、お疲れ様でした!
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