新・読書日記 2015_091
『この言葉の「違い」、説明できますか?』(日本こだわり雑学倶楽部、講談社+α文庫:2012、9、20)
この手の本にしては(すみません)、しっかりとしたことが書かれているように思いました。つい、このあいだ買ったと思ったのに、実はもう3年も前に出た本だったのか。
「ニュース編」の「重体と重傷の違いは?」「死体と遺体の違いは?」「軟禁と監禁の違いは?」といったものから、「生活編」で「プラスティック袋とビニール袋はどう違う?」「ジューサーとミキサーの違いは?」、「常識編」で「近畿と関西の違いは?」「ディスコとクラブはどう違う?」、「食べ物・健康編」では「焼きめしとチャーハンとピラフはどう違う?」「クッキーとビスケットはどう違う?」など、「似ているけど違うもの」を丁寧に説明している。だから読んでいると「そうだったのか!」あるいは「そうそう、そうだったな、思い出したわ」ということが、いっぱい出て来る。役に立つ本だと思います。「雑学」をバカにしてはいけない。「雑学」とは「社会を生き抜く基礎力」なのです。
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