新・ことば事情
5759「はるな愛の語尾変化」
急に思いつきました。
「はるな愛」さんの語尾の口癖についてです。
はるな愛さんと言うと、相槌を打つときに、よく、
「いるよねー」「するよねー」
と言いますよね。これは、実は、
「いるよなー」「するよなー」
という、
「『男言葉』の語尾の『な』を、『ね』に変えることで、言葉を『中性化』している」
のではないでしょうか?完全に「女言葉」にするには、
「いるわよねー」「するわよねー」
となると思いますが、この場合は、
「『わ』と『ね』の2回、変えなくてはならない」
ですが、
「いるよねー」「するよねー」
ならば、それが「1回」で済みます。
関西弁の語尾「やん」を「じゃん」に変えることで、
「『関西弁』が、簡単に『横浜弁』という『関東方言』にできる」
ようなものではないでしょうか?これは、ローマ字で、
「JAN」
と書いた場合に、これを「ドイツ語読み」すると、
「ヤン」
ですが、「英語読み」すると、
「ジャン」
だというのと似ていますね。
なぜか急に、そんなことを考えてしまいました。