新・ことば事情
5733「ナフキンとナプキン2」
「平成ことば事情1932ナフキン」「平成ことば事情5497ナフキンとナプキン」の続きです。
読売テレビの食堂に置いてある「紙ナプキン」。それを入れてある所には、
「ナフキン」=10か所
「ナプキン」= 2か所
という表記の違いがあると。その理由を食堂のおばちゃんに聞こうと思っていたんだけど、なかなかおばちゃんも忙しそうで聞けなかったのですが、先日、ついにチャンス到来!聞いてみました。
「これ、『ナフキン』と『ナプキン』の2種類の表記があるんですよ。どうしてですかね?」
と聞いたら、それには、直接の答えは返って来ませんでした。そこで、
「『ナフキン』と『ナプキン』、どっちが正しいと思います?」
と聞いたところ、表情も変えずに、
「そりゃ、『ナフキン』でしょ!」
という答えが返って来たのです。
「いや、標準語では『ナプキン』ですけど」
と言うと、
「え?本当ですか・・・知らなかった・・・」
という反応でした。大阪の人はみんな「ナフキン」だと思っているのかな?もしかしたら「気付かれない方言」なのかもしれません。