新・読書日記 2015_062
『自由にものが言える時代、言えない時代』(爆笑問題&町山智浩、太田出版:2015、4、21)
「爆笑問題」も面白いが、そこに町山さんが加わると、一体どんな毒を吐くのかな?と興味津々。タイトルも興味深いし。月刊誌「Will」に2009年9月号から連載していたものを、2015年4月号分までをまとめたもの。「時代の流れ」を感じますね。その「年」ごとに、その扉のところに、町山さんとの対談を付け加えている構成。
内容は「爆笑問題」の二人の漫才のように見えるが、これは全部「太田光」が書いた、いわば「漫才の台本」。結構、声を出して笑ったところや、思わず吹き出してしまった箇所が多かった。おもしろい!
ただ、残念なのは、「誤植」が多いこと。
(88ページ)×「今までの逮捕と会わせるとこれで六度目の逮捕」→○「合わせると」
(115ページ)×「立ち合いは強く当たって流れてお願いします」→○「流れで」
(122ページ)×「まだまだ余談を許さないけど」→○「予断を許さない」
(126ページ)×「菅総理も辞める次期のことが」→○「辞める時期」
(172ページ)×「篠田麻理子ちゃん」→○「篠田麻里子ちゃん」
(181ページ)×「後を立たない」→○「後を絶たない」
(218ページ)×「指名手配されていた。元CIA職員のエドワードスノーデン氏」
→○「指名手配されていた元CIA職員のエドワードスノーデン氏」
(223ページ)×「マスコミは加熱するよね」→○「マスコミは過熱するよね」
(226ページ)×「内容を変えた主宰者側」→○「内容を変えた主催者側」
(238ページ)△「このての話は」→○「この手の話は」
改めてこうやって書くと、ちょっと多すぎます!でもとってもおもしろかったですけどね。
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