新・読書日記 2015_036
『あんなお客(クレーマー)も神様なんすか?~「クレーマーに潰される!」と思った時に読む本』(菊原智明、光文社新書:2013、8、20)
「ビリ営業マン」から4年連続「トップ営業マン」になった著者の体験から導き出される「クレーマー対応策」をまとめた本。
タイトルの「なんすか?」という語尾に「若者らしさ」「投げやりっぽさ」「怒り」を感じる。しかし、この質問に対する著者の答えは、私が想像した通り、
「YES」
だ。クレームを言ってくれるお客様は「神様」なのだ。神様の声を生かすことで、商売はさらにうまくいくのだ、ということを書いていますね。結局、そういうことでしょ。
もちろん、無理難題を言って来る「悪質クレーマー」は別だが、そうでないお客様の意見は、
「茄子の花と親の意見は、千に一つも無駄はない」(でしたっけ)
その「親」のところを「お客様」に置き換えればいいと。
そういうことだと思いますよ。
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