新・読書日記 2015_011
『ふしぎな国道』(佐藤健太郎、講談社現代新書:2014、10、20)
おもしろいですねー。「鉄道」ファンがいるように「車」マニアがいるように、「国道」にマニアがいるんだ!それが発見。ふだん我々は、その道が「国道」なのか、「県道」なのか、「市道」なのかなんて気にしていないではないですか。そこがツボだとは!でもちょっと私も興味を持ちましたよ。ふんだんな写真で「ほお、これがそういうことか!」と。何百キロもある長い国道もあれば、たった170mほどの超短い国道もあるとは!また、
「本当にこんな狭い道が国道なの?」
という道もあるというのが面白い。また国道の番号って全部あるんじゃなくて、「欠番」があるなんていうのも、初めて知りました。
あと「国道の標識」って、「角が丸い三角」みたいなので、真ん中に数字が記されているものですよね、青い色の。あれを、
「おにぎり」
と呼ぶなんていうのは面白いですよね!そして、それが古くなってサビで茶色くなっているものは、
「焼きおにぎり」
と呼ぶというのは、笑った!
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