新・読書日記 2015_010
『がんばると迷惑な人』(太田肇、新潮新書:2014、12、20)
「はるな愛」のように、
「いるよねー、そういう人」
と相槌を打つ一方で、ちょっとドキッとして、
「もしかして、自分もそう、思われてはいないか?」
と振り返ってしまう一冊。私は、
「量は質に転化する」
と思っているのだが、この本では、
「量と質は別物」
と考えていて、たしかにそういう事も多いかもしれないけど、「量」をこなさずに最初から「質」だけを求めるというのは、どうなのかなあと思う。そんなことができる人は、本当にごくごく少ないのではないでしょうか?
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