新・読書日記 2014_188
『父と子の大闘病日記』(神足裕司+神足祐太郎、扶桑社:2014、9、20)
「ミヤネ屋」のコメンテーターとしてお世話になっていた「こーたりん」こと「神足(こうたり)裕司」さん。50代の若さで病に倒れて、再起不能か?とも見られていた時期もあったが、家族の懸命な介護や、本人の努力で回復しつつある。
ちょうど1年ほど前の2013年末に、復活の著書『一度、死んでみましたが』(集英社=2013読書日記224)を出した。それを読んだ時は「良かったあ!」と思ったが、今度は、息子さんが「父親」について書いた。それを受けて神足さんも書くという「父子書簡」のような一冊になっている。働き盛りの父が倒れた後、息子は?娘は?妻は?そういったことを、当時の物理的な状況と、メンタル面などについても記されていて、
「これは、うちの息子にも読ませておいたほうが良いかな?」
と、ちょっと思いました。神足さん、頑張ってくださいね!!
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