新・ことば事情
5633「hostage」
フランスの新聞社襲撃テロと、それに続くスーパー立てこもり事件のニュースをネットの英語版で見ていたら、知らない(私にとっては見慣れない)単語が出て来ました。
「hostage」
辞書を引いてみると、
「人質」
と載っていました。あまり教科書では出て来ない単語ですね。でも、意外と身近にニュースの英語としては出て来ますね。しかもよく考えたら、
「host」=ホスト
と同じですよね、きっと語源は!
そのほか、知らなかった単語には、
「standoff」= にらみ合い
「barricaded」=立てこもり
という単語も。「スタンドオフ」ってラグビーのポジションの名前だと思ってたけど、たしかに「スクラムを組んだ状態」では、相手と「にらみ合い」になるなあ。そこから来ていたのか。
また「バリケード」は、既に「日本語の外来語」になっているけど、そのまま「立てこもり」の意味なんですね。これはわかりやすいです。
もしかしたら、ですが、ことしの大学入試に出て来る単語かもよ!
(その昔、大学入試の英作文で「volcano」という単語を知らずに、「火山」を「fire mountain」と書いた男より)