新・読書日記 2014_171
『スクープ音声が伝えた戦後ニッポン』(文化放送報道部監修、新潮社:2005、7、30)
11月25日は、今から44年前に、自衛隊の市ヶ谷駐屯地で、三島由紀夫が割腹自殺をした日である。そういったニュースをツイッターなどで見て、「そういえば・・・」と本棚から引っ張り出して来たのが、この一冊。つい、この間買ったつもりが、もう9年前でした・・・。薄い一冊ですが、最初の方だけ読んで、ほったらかしにしていました。それを引っ張り出した訳は、「CD付き」の冊子だったから。「文化放送」の音源を、付録(と言うか、それがメインなんでしょうけど)で付けた本なのです。それで、三島由紀夫の演説を聴こうと思ったんですね。
ところが!CDだけ、紛失している・・・この本を買った時に、先に音声だけは聴いて、そのまま本の中に戻さなかったツケが、こんなところに。整理整頓は大事ですねえ。結局、肝心の音声は聴けませんでした。本は本棚に入っているけど、CDはCDラックのどこかに紛れ込んでいるのでしょう。出て来たら、聴いてみたいと思います。
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