新・ことば事情
5597「ひとケタ台」
関西情報ネットten.」で気象予報士の蓬莱大介さんが、
「あしたは気温が『ひとケタ台』になるので、暖かくしてお出かけください」
と言っていました。この、
「ひとケタ台」
が引っかかりました。
「気温がひとケタになります」
でいいのではないでしょうか?これが
「ふたケタ台」
ならば、まだ許せる気がします。
「学力テストで、全国でふたケタ台」
という場合は、
「10番から99番」
ということですよね。つまり選択肢が多い。「20番台」「30番台」「40番台」・・・・・「90番台」までありますしね。それの総称として
「ふたケタ台」
はOKだと思うのです。それに対して「ひとケタ台」は、
「1番から9番」
で、それを細分化しようがありません。そういった意味でも「台」は付かないのではないか?と思うのですが、いかがでしょうか?