新・読書日記 2014_155
『日本代表はなぜ敗れたのか』(湯浅健二・後藤健生、イースト新書:2014、8、15)
今頃読むのは・・・と思いつつ。ブラジルワールドカップで、1次リーグで一つも勝つことなく敗退した日本代表。その「分析本」は、ワールドカップ終了直後の8月に出ていて、すぐに買ったのだが、少しだけ読みかけてほおっておいた。少し時間が経って、新しい日本代表(アギーレ・ジャパン)も始動したので、改めて、気を取り直して読んでみた。
同じ1952年生まれの湯浅健二さんと後藤健生さん。(「健」の字が同じだ。)湯浅さんは読売サッカークラブのコーチなどを務めた。後藤さんはスポーツライターとして1974年西ドイツ大会以降の全てのワールドカップ11回を現地観戦しているという。すごい!この二人の対談集。
タイトルの「日本代表はなぜ敗れたのか」の答えとしては、読んでいて私が「これが一番の原因かな?」と思ったのは、
「監督が一番臆病だった」
という点かな。
それより、決勝トーナメントの部分の対談を読んでいて、ワールドカップの記憶がよみがえって来て、ワクワク・ドキドキしました。
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