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『道浦TIME』

新・読書日記 2014_123

『頭に来てもアホとは戦うな!~人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現できる方法』(田村耕太郎、朝日新聞出版:2014、7、30)

 

これも刺激的なタイトル。直接的な、下品なタイトルですが、買って読んでしまいました。カバーは、はずして読みましたが。(恥ずかしいから)

著者は、1963年生まれ。(うーん年下かって、どうしてもつい思ってしまう)鳥取県選出の前参議院議員(2期、務めたそうです)、第一次安倍内閣で内閣府大臣政務官。シンガポールの大学の兼任教授。前・大阪日日新聞代表取締役。エール大学、ハーバード大学で研究員、早稲田大学、慶応大学大学院、フランスの大学院に留学、デューク大学などまあ、これでもか!と輝かしい履歴が並んでいるが・・・国会議員はウソじゃないだろうけど、他もウソじゃないだろうけど、「これでもか!」と、これ以上ないぐらいのきらびやかな経歴を書かれると、ちょっと、引いてしまう・・・。

内容はそんなに「上から目線」ではなく、親しみやすいんですけどね。第1章が「アホと戦うのは人生の無駄」、第2章は「臆病者のための戦略的コミュニケーションのススメ」、第3章が「どんな強者でも味方にする"人たらし"の技術」、第4章「権力と評価の密接な関係」、第5章「他人の目を気にするな」、最終章「アホとではなく自分と戦え!」と。うーん、納得できるところもあれば、反発したいところもある。そんな一冊でした。でも、この手の本って、必ず「戦略」とか言うのね。


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(2014、8、22読了)

2014年9月10日 19:41 | コメント (0)