新・読書日記 2014_101
『深読みサッカー論』(山本昌邦・武智幸徳、日経フプレミアシリーズ:2014、4、8)
2002年日韓ワールドカップで、トルシエ監督の下で日本代表を引っ張り、その後も日本代表チームに関わって来た山本昌邦氏と、日本経済新聞きってのサッカー通スポーツ記者(日経は、ほかにも素晴らしいサッカー記者はいるが)・武智幸徳氏の2人が、今年1月~2月にかけて、ブラジルワールドカップを前に対談し、日本サッカーの行く末を占った本。実は私は、もうブラジルW杯で日本が敗退した後にこの本を読んだのだが、それでも示唆に富んだ対談であった。読んでいて面白かったし勉強にもなった。
1か所だけ、武智さんの発言で「あれ?間違いだな」と思ったのは、226ページ、
「アルゼンチンが82年スペイン大会でカメルーンに負けたのも開幕戦でした」
というのは、
「90年イタリア大会」
が正解ですね。私はミラノでその試合を見ていました。「初めて生で観たワールドカップ」の試合ですから、忘れようがありません。そこ、校閲チェック漏れかな。残念。
最近、本を読んでると、チョクチョクこういったのを見つけてしまうんですけど・・・。
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