新・ことば事情
5497「ナフキンとナプキン」
会社の食堂は、カフェテリア方式。自分でお盆(トレー)を持って、お箸やスプーン・フォーク・ナイフなどを取って注文カウンタ-に行きます。その際に、「紙ナプキン」も置いてあるのですが、そこには、
「ナフキン」
と書かれているのです。これについては、「平成ことば事情1932ナフキン」で書きました。(読んでね。)関西では、
「『ナプキン』を『ナフキン』と言う傾向がある」
と。これはおそらく、
「『布巾』からの連想」
も働いているのではないかと思います。
ところが!
よく観察すると、食堂の「紙ナプキン」を入れてあるスポットは全部で、
「12か所」
あるのですが、そのうちの
「10か所」には「ナフキン」
と書いたテープが貼ってあるのですが、
残り「2か所」には、「ナプキン」
と書いたテープが張ってあるのです!
なんでだろう?テープ張った人が違うのかな?これがもしかしたら、
「関西における『ナプキン』と『ナフキン』の使用頻度の分布」
につながるのか???
そのことを食堂の人に、いつか聞こうと思っているのですが、いつも忙しそうなので聞けずにいます・・・。