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『道浦TIME』

新・ことば事情

5497「ナフキンとナプキン」

 

会社の食堂は、カフェテリア方式。自分でお盆(トレー)を持って、お箸やスプーン・フォーク・ナイフなどを取って注文カウンタ-に行きます。その際に、「紙ナプキン」も置いてあるのですが、そこには、

「ナフキン」

と書かれているのです。これについては、「平成ことば事情1932ナフキン」で書きました。(読んでね。)関西では、

「『ナプキン』を『ナフキン』と言う傾向がある」

と。これはおそらく、

「『布巾』からの連想」

も働いているのではないかと思います。

ところが!

よく観察すると、食堂の「紙ナプキン」を入れてあるスポットは全部で、

「12か所」

あるのですが、そのうちの

「10か所」には「ナフキン」

と書いたテープが貼ってあるのですが、

残り「2か所」には、「ナプキン」

と書いたテープが張ってあるのです!

なんでだろう?テープ張った人が違うのかな?これがもしかしたら、

「関西における『ナプキン』と『ナフキン』の使用頻度の分布」

につながるのか???

そのことを食堂の人に、いつか聞こうと思っているのですが、いつも忙しそうなので聞けずにいます・・・。

(2014、6、27)

2014年6月30日 17:08 | コメント (0)