新・ことば事情
5494「らせん状の進化」
「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル大会」で、残念ながら日本は、1分け2敗という成績でグループ最下位、決勝トーナメントに進むことはできませんでした。
これは8年前のドイツ大会と全く同じ成績なので、
「進化していないのではないか?」
というような声も聞こえます。
それに対して、6月25日の日本テレビ『every.』のサッカーコメンテーターの元・日本代表・中西哲生さん(1969年生まれ)は、
「そういう指摘もあるが、実は日本のサッカーは『らせん階段状』に進化しているのです。上から見ると、前と同じ位置にいるように見えるかもしれないけど、確実に1段上にステップアップしているので、そういう心配は無用です」
というようなことをおっしゃっていました。
この「らせん状(スパイラル)の進化」という考え方は、私がいつも言っている、
「歴史の流れ」
と全く同じ考え方です!私は「スパイラルは2本あるのではないか」と思っていますが。(つまりDNAと同じような構造と考えたらどうかなと。)
同じ様な考え方をする人がいると勇気づけられますね。
きっと日本のサッカーは、「らせん状に進化している」と私も信じます。