新・読書日記 2014_071
『プリズム』(百田尚樹、幻冬舎文庫:2014、4、25)
最近は作家活動以外にも、NHKの経営委員になったりしてオピニオンリーダーとして注目され、賞賛も批判もある百田さん。純粋に"作品"に向き合って読んでみた。
少しミステリー的な要素もあるので話の筋は言えないが、大きく括ると「恋愛小説」ですね、意外にも。多重人格の人のいくつかある人格の内の一つを愛してしまうという、なんともミステリアスなお話。一体どうなるんだろう?と、ついつい先を読んでしまい、眠れなくなります。400ページ近くあるんだけどね。おもしろかったです。
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