新・読書日記 2014_057
『定年がやってくる~妻の本音と夫の心得』(青木るえか、ちくま新書:2014、4、10)
テレビ批評のエッセイで鋭い筆を振るう「青木るえか」さんの本。青木さんは主婦で、旦那さんの転勤によって日本中を転々としている。子どもはいない。その彼女がどのような気持ちで日々過ごしているかが、よくわかった。でもタイトルは、
「"生"乾きの老人」「"老人"の予備役」「"老人"のソフトランディング」「"老人"への備え」「"老人"がやってくる」
といったように、「定年」よりも「老人」にした方がいい感じの内容でした。あ、「老人」というのは「人生の定年」ということか?
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