新・読書日記 2014_037
『にげましょう 特別版~災害でいのちをなくさないために』(河田惠昭、共同通信社:2014、2、10)
絵本です。河田先生が書かれた「災害時の対応」=「にげましょう」なので、わかりやすい。文言も、ひたすら平仮名で「にげましょう」で、小学生にもわかりやすい。
引っかかった点は、「火砕流」への対応。「ものすごいスピードで迫ってくる」と書いてあるのですが、対応は「にげましょう」だけ。これは・・・どうやって逃げるねん!と思わず突っ込みを。追いつかれてしまうがな。もう少し具体的に指示してほしい。
それと、一番なるほど!と思ったのは、巻末の文章で、
「夜の雨はなかなかやみません」
という所。夜は気温が下がるので、雨が降る。気温が下がると空気中の飽和度がいっぱいになってしまって、なかなか止まない。だから「川の増水・氾濫」などが起きるのは「夜」であると。なーるーほーどー!納得です。勉強になりました!
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