新・ことば事情
小学3年生の娘が、料理教室の体験学習をすると言うので、エプロンを買いに行きました。いやあ、かわいらしいエプロンがいっぱい!でも、男性は、なかなか入りにくいお店です。
子どもが選んでいる間、他のコーナーをぶらぶらしていて見つけたのは、トートバッグの説明書き。そこには、
「持っているのを忘れるほど、エアリーな軽さ」
とありました。この、
「エアリー」
という言葉は、初めて見ました。直訳?すると、
「空気のような(軽さ)」
ということなんでしょか?女性誌などには出て来そうな言葉ですね。私は少し前まで、
「ガーリー(girly)」
という言葉も知らなかったし、この方面の言葉には弱いです。
「エアギター」
など、本当は持っていないのに、さも持っているように装うことを、
「エア○○」
というのは知っていますが、「エアリーなバッグ」は、
「エアバッグ」
なのでしょうか?「エアバッグ」は別の物になってしまいますね。自動車の衝突緩衝装置。
新しい言葉をいち早く載せることで知られる『三省堂国語辞典・第7版』を引いてみると・・・ありました!
「エアリー(airy)」=(ふんわりとした)空気のような。(例)「エアリー感を出したヘアスタイル」
ふーん、やはり「ファッション」関係でよく使われるようですね。
グーグル検索では(3月31日)
「エアリー」=13万5000件
「エアリー」という言葉を使っている物には、
「カラーコンタクトレンズ」「寝具」「ウイッグ」
といった物がありました。