新・読書日記 2014_006
『ラジオマン~1974~2013僕のラジオデイズ』(吉田照美、ぴあ:2013、11、28)
ラジオパーソナリティー・吉田照美さんの自叙伝のような本。真っ白い表紙に、縦書きの明朝体で「ラジオマン」というタイトル。ここに、吉田さんの「信念」が表れていると思う。40年にわたる「ラジオマン人生」をここに全て・・・とは言わないが、かなりの部分の思いをぶつけた一冊。
「ラジオマン」とはいえ「テレビ」の仕事もやってきた吉田さん。「放送人」「アナウンサー」としての大先輩の話なので、興味津々で読んだ。中に、現在やっている番組の出演者として、「ミヤネ屋」にも出演してもらっている「春香クリスティーンさん」の名前も出て来たので、「ミヤネ屋」終了後に、コピーして春香さんご本人に「吉田照美さんの本の中に出て来てますよ」とお渡ししたら、喜んでいた。
文化放送のアナウンサーとしてスタートした吉田さん。先輩には「みのもんた」さんや「土居まさる」さん、「梶原しげる」さんがいる。そういった先輩に、もまれながら、自分のやるべきこと、得意なことを見つけていく過程が、つぶさに記されていて、勉強になりました。
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